この記事では、Webサイトを開設するメリットや開設する上で考えておくべきデメリットを紹介しています。
■Webサイトを開設するメリット
Webサイトは会社にとっての顔であり、看板のようなものです。
会社が創業して、これまでどのような実績があって、取引先がどのようなところがあるのかなどは、そのままその会社が得た信頼の証となる為、こうした情報を自社サイトに乗せる事は見込み客にとってもアピールとなり、信用度も上がりやすくなります。
また、会社が事業を営む上では、様々な取引先とも関わり合いますが、事業を始めたばかりの会社には信用がありません。
設立したばかりで実績も乏しいといった会社は取引先の信頼を得にくく、事業が軌道にのらない可能性もあります。
一方、Webサイトがあれば、きちんとビジネスをしている会社との印象を与えられ、ビジネス上での信頼感が得られるでしょう。
良いWebサイトはそれだけで会社のイメージを向上させ、会社の顔となり、看板になるのです。
信頼感は、会社にとって最も大事な財産と言えます。
Webサイトを開設する事でこれまでかかっていた経費を削減できる事もあります。
一番大きいのが人件費の削減です。
例えば、Webサイトがなかったり、電話やファックス等といったお問い合わせ窓口が限られているとスタッフが直接対応しなければいけない為、顧客対応に手間や時間がかかります。
人手不足や人件費が高くなる等のリスクもあるでしょう。
そこで、Webサイト内にお問い合わせフォームを設置してお問い合わせを効率化したり、質問の多い内容は「よくある質問」としてWebサイト内でまとめておけば利用者の疑問や不安を事前に解決すると同時に、お問い合わせ回数を減らす事ができます。
結果的に、顧客対応に割いていたスタッフの人件費の削減にも繋がるでしょう。
Webサイトを開設するとネット経由で集客をする事が可能になります。
利用者のニーズに応えられる商品•サービスやコンテンツを制作し、ネット検索で上位表示できればそこから自社のWebサイトに訪れる人がたくさん来てくれるようになります。
その結果、リピーターとして商品•サービスを何度も購入したり、また、会社自体のファンになる確率も高まるでしょう。
さらに、それが口コミとなって集客に繋がるといったケースも十分考えられます。
また、電話やファックスだけでなく、問い合わせフォームやメール、公式LINEのQRコード等の流入の窓口を載せておけば、そこから自社を全く知らない潜在層にまでアプローチできる為、ユーザーの獲得に繋がる可能性があります。
このように、Webサイトは上手に運用できれば集客に多大な成果を生み出してくれます。
Webサイトの活用は持続的なPRに有効です。
新聞やテレビCM、チラシ等は目の触れたタイミングでのみ集客効果が見込め、時間の経過と共に効果を発揮できなくなります。
一方、Webサイトでは定期的な情報発信ができ、情報が蓄積されていく事で集客の窓口を広げる事もできます。
このように、情報を蓄積させる事で持続的なPR効果を持たせる事ができます。
アクセス解析ツールを活用する事でマーケティングにも活用できます。
アクセス解析ツールからわかる様々なデータ(ユーザー数やページビュー数、サイトへの訪問数によってユーザーの行動を推測し、商品やサービスの魅力をしっかり伝えられているか、購入方法はわかりやすいか…etc )を集める事で今後、自社のマーケティング活動をどう行っていけばよいかがわかります。
アクセス解析ツールの結果を利用してユーザーにとってより良いWebサイト制作を行う事で集客率アップや購買数増加などの目的達成が期待できます。
Webサイトの開設は、社外にだけでなく社内スタッフに対してもよい影響を与えます。
例えば、多忙な社長は社員と語る時間もあまりないかもしれません。
しかし、Webサイト上に「トップの自社に対する思い」を掲載したり、定期的に社長の今の心境を語るページ(ブログ)があれば社員スタッフはそれを読む事で社長の思いや考えを理解し、それぞれが情報を共有できるようになります。
結果としてその会社の背景を知る事で社員スタッフの仕事へのモチベーションをアップにも繋がるでしょう。
また、社内教育としてWebサイトから社員に向けて企業姿勢や企業理念を伝える事もでき、新しく入社した人が会社の事や扱う商品・サービスの事を知るのにも役立つでしょう。
Webサイトはまた、求人広告の機能も果たしてくれます。
Webサイトがあれば、求人専用のページを設定でき、そこで求人募集が可能です。
求人サイトや求人情報誌のように高額な費用が発生しません。
求職者が知りたい情報(自社で働く魅力、スタッフ紹介、職場の環境、どんなキャリアステップがあるのか…etc )を豊富に掲載できる為、会社の魅力を余す事なく伝えられるでしょう。
個人で活動、仕事をしている方であれば、自分の実績や実力を公開できる場所でもあります。
また、自分で制作したWebサービスやWeb上で展開できる商品をWebサイトを通して提供する事もできます。
自分の顔となるWebサイトを持つ事で仕事の依頼や相談を受ける事も。
さらに、SNS等の情報発信の受け皿としてのWebサイトも十分役に立つツールとなります。
■Webサイトを制作する3つのデメリット
Webサイトを制作する際は、制作費用、場合によっては運用費用がかかります。
制作するページ数やデザイン性の高さによって制作費用は異なってきますが基本的に工数が増えるほど金額も上がります。
基本的に、金額が高くなるほどカスタマイズ性が高くなり、ライバル企業と差が出て、より魅力的に商品•サービスのアピールができる自社オリジナルのWebサイトの制作が可能です。
しかし、予算をかけすぎると結果的にコストが負担になる可能性もある為、サイト公開時に何の情報がWebサイト上に必要なのかを整理した上で予算を組みましょう。
また、Webサイトは制作した後、適切な運用が欠かせません。
自社で対応できる社員がいる場合はいいですが、そうでない場合はリリース後に制作会社に運用を委託する事になります。
年間にかかる費用も当初より多くかかってしまったというケースは、この運用費用を見落としている事が多いようです。
Webサイトは納品してリリースすれば終了ではなく、開設したら継続的な定期更新や管理が必要になります。
常に新しい情報を発信していく事で利用者からの信用を得られたり、商売であれば売り上げに繋がっていきます。
しかし、Webサイトを開設したものの更新が滞り、上手く運用できなくなってしまっては意味がありません。
Webサイトを運営して成果を上げるには少しずつ育てていく事を前提に、長期的な運用ができるようにしておく事が大切です。
企業がWebサイトを運用する場合、新鮮な情報の掲載や更新、定期的にセキュリティ対策を行って常に最新状態を保っていく必要がある為、社内に最低1名は管理者を置く必要があります。
パソコン操作が得意な社員がいる場合は、通常業務に加えて管理者の仕事を兼務してもらう事になりますが、もしそうした人材がいない場合はこれらの仕事は外部への委託となります。
管理者がいない場合は、Webサイト運用代行サービスを利用したり、パソコン操作が得意な社員数名にWebサイト管理者を兼務させる…etc 対応策を取る事をおすすめします。
また、お知らせやSEO記事等のコンテンツを定期的に更新してユーザーに新しい情報を提供する必要もある為、サイト運用に関する専門知識を持った人材を集めなければいけません。
■まとめ
様々な理由から個人事業主や中小企業の方がWebサイトの開設を検討されていると思います。
かつて、Webサイトといえばある程度知名度があるような大手企業のみがWebサイトを開設しているような状況でした。
しかし、インターネットの普及とあいまってネット検索が一般的になった為、現在では多くの個人事業主から中小企業等でもWebサイトを開設するように。
Webサイトを開設する事で個人や企業はこれまで見てきたメリットを得られるからこそ、多くの企業はお金をかけてWebサイトを開設・運営しています。
それ以外にも多くのメリットがある事からあらゆる業界や業種においてWebサイトを開設する事の意味は大きいといえるでしょう。
これからのオンラインの時代、Webサイトが無い事で売上げや集客に与える影響が深刻化の一途をたどると思われています。
そんなWebサイトを開設する上でのメリットとデメリットを知っておく事はとても重要な事だと思いこの記事を投稿しました。
是非、前向きにWebサイト開設を検討してみてはいかがでしょうか。
Webサイトの制作にお困りの場合は、是非弊社に相談ください。
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