2.Webサイトリニューアル

Webサイトをリニューアルするメリット/デメリット

この記事では、Webサイトをリニューアルするメリットやリニューアルする上で考えておくべきデメリットを紹介しています。

■Webサイトをリニューアルするメリット

メリット❶ デザインが新しくなり、ブランディング・イメージ向上に繋げられる

Webサイトをリニューアルする事によって見た目や機能面が改善されます。

ユーザーはWebサイトを閲覧する際に記載されている内容だけでなく、デザインやコンテンツ、雰囲気などからも大きなイメージを受ける為、見やすいデザインに使い勝手が良いWebサイトはユーザーに好印象を持ってもらえる事が期待できます。

また、Webサイトのデザインにはトレンドがあります。

トレンドに合わせたデザインにリニューアルする事で時代に合わせてアップデートできている企業という印象をユーザーに与える事ができ、企業のブランディングやイメージの向上に繋げる事ができるでしょう。

企業ブランドが伝わりやすいデザインやコンテンツに一新する事でWebサイトの持つ効果を最大化する事ができます。

メリット❷ スマホの閲覧に対応できる

リニューアルする事でスマートフォンからのWebサイト閲覧に対応できます。

近年はスマートフォンが広く普及し、サイトの閲覧もパソコンではなくスマホで行うユーザーが増えていますが、古いWebサイトの中には、パソコン用の画面がそのまま表示されて見づらかったり、そもそもスマホでは表示されなかったりする場合があります。

それに準じて、近年ではWebサイトをパソコン、スマートフォン、タブレット等、ユーザーが閲覧するデバイスに合わせて画面表示を最適化するレスポンシブWebデザインを実装する事が求められています。

このレスポンシブ対応のWebサイトにリニューアルする事でモバイル端末のユーザーにもWebサイトを利用してもらえるようになるでしょう。

メリット❸ 管理・更新コストが下がる

管理コストを減らす対策として、Webサイト更新を自社で行えるようにリニューアルするという方法もあります。

Webサイトの機能も数年前には無かった機能や技術が進化しており、リニューアルによっておしゃれで使いやすい高機能を導入する事で管理や修正の負担が減って管理者にとっても使いやすくなり、自社運用も可能に。

これまで外部の制作会社に運用代行費を支払っていた場合、社内で更新作業ができるようになればコストダウンが可能です。

メリット❺ アクセス数、問い合わせ数の増加が期待できる

デザインや機能がよくなったり、効果的なコンテンツの配信、ターゲットのペルソナを設定…etc をしなおせば情報を届けたいユーザーに商品•サービスをアピールしやすくなります。

それに準じて、アクセス数や問い合わせ数の増加が期待できるのもWebサイトをリニューアルする事のメリットです。

リニューアルによって会社自体のイメージが良くなる事も購買行動に繋がる要因です。

さらに、SEO対策やSNSとの連携などの要素を取り入れる事でアクセス数や問い合わせ数の増加をさらに期待できるメリットもあります。

メリット❻ データや情報が整理される

Webサイトの運営期間が長くなるほど内部データ(ページ数や画像・動画データ、リンク…etc )量は増えていき、サイトの構造は複雑化してしまいます。

そこで、Webサイトをリニューアルで再設計する事で、分かりづらかったデータをすっきり整理し、ユーザーが閲覧しやすいWebサイト環境を再構築する事ができます。

ホームぺージの使いやすさはSEOの評価にも影響する為、検索エンジンで上位表示を狙う為にも意識すべき項目です。
また、Webサイトのリニューアルにより複数のデータや情報が分かりやすく整理されていれば、ユーザーだけでなく会社側にもメリットをもたらします。

会社側はコンバージョンに繋がる記事やコンテンツを追加、改善する等、効率よくホームぺージを運用できるようになります。

メリット❽ SEO対策を見直す機会になる

リニューアルは、運営側が設定するコンバージョンとユーザーが求める情報や内容を改めて見直す機会になります。

リニューアルによってWebサイトの情報を整理してユーザーに使いやすい構造にしたり、表示速度の向上やSSL化(通信の暗号化)、内部リンクの貼り方…etc SEOに影響を与える部分を改善してアクセス数が増えれば検索エンジンで上位表示される可能性が高まります。

ユーザー目線でキーワードやコンテンツを考える事で検索順位が上がり、Webサイトの訪問者が増える効果をもたらすリニューアルはSEO的にも有利です。

内容が見やすいWebサイトに整備する事で訪問者が得たい情報を見つけやすくなり、快適な利用体験を与える事でリピーターの増加や口コミでのアクセス増加も期待できるでしょう。

■Webサイトをリニューアルするデメリット

デメリット❶ 費用がかかる

Webサイトのリニューアルともなるとデザインの変更からサイトの構成、集客に適したコンテンツの作成、SEO対策…etc 実施事項が多数必要となる為、どうしても費用がかかります。

Webサイトの費用はリニューアルでも多数の機能を求めれば求めるほど高額になり、それだけ費用が必要となります。

一般的なWeb制作業者に依頼する場合、小規模なリニューアルでは数十万円、ページ数の多い大規模なWebサイトやフルリニューアルの場合は数百万円になる事もあります。

ただ、高額なリニューアルをすれば良いわけでない為、予算や必要最低限の機能等、現状を解決できるリニューアルを行いましょう。

しかし、Webサイトをリニューアルする事で売り上げが上がったり、お客様からの信頼をより得られるようになったりする為、結果的に金額面以上のメリットが得られるでしょう。

デメリット❷ 時間や手間がかかる

Webサイトをリニューアルする際は時間や手間がかかります。
新しいデザインを決めたり、目的を設定しなおしたり、新しくする為の素材を用意したりする為、通常業務に加えてそれらの作業が出てしまうからです。

さらに、Web制作の業者に依頼する際に、専門的な知識や構成などは安心して任せられますが、任せきりは危険ですし、企業の思いを形にする為には入念な打ち合わせも必要です。

一時的とはいえ、完成までは何かと追加業務が発生してしまいがちです。
規模や要望が大きければ制作に時間もかかる為、Webサイトのリニューアルには一定の時間や手間が必要な事を理解しておきましょう。

デメリット❸  検索順位が一時的に下がる事がある

Webサイトをリニューアルすると検索順位が一時的に下がる事があります。
必ずどのサイトも下がるわけではありませんが、Webサイトの中身やリンクの構造が変わる為に検索エンジンは新しく変わったサイトを再評価するのです。

ただし、メリットで上げたように、ユーザーの事を考えた良いWebサイト作りをする事でSEO対策は施されます。
その後必ず検索エンジンで上位に上がってくるので一時的なものと捉えればいいでしょう。

■まとめ

Webサイトは作って終わりではなく、定期的なリニューアルが必要です。

社内では課題が挙がっていなくてもユーザーから見ると古くさいデザインになっていたり、機能面で使いにくい場合もあります。

現在のWebサイトで十分に目的を果たせていれば問題ないですが、事業に対してプラスになる要素がないWebサイトは改善が必要でしょう。

また、これまでは十分に利益を出してきたとしても、アクセス数や回遊率が停滞、および、下降してきたら定期的に現状を把握して課題を洗い出し、機能や内容を見直してリニューアルするのがおすすめです。

Web戦略による目的を明確にし、達成を最大化する為に入念な戦略に基づいてリニューアルする事で回遊率向上、コンバージョンに繋がります。

上記の通り、Webサイトのリニューアルは多くのメリットが見込める施策である為、Webサイトをリニューアルする事で貴社は様々な範囲に渡って恩恵を受けます。

この記事でご紹介したメリット/デメリットを参考に理想的なWebサイトリニューアルを行なってください。

ホームぺージリニューアルに関するお悩みがあれば、是非お気軽にご相談ください。

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